増毛町へ。    トンネルだらけの道

この旅の時は札幌から走り始めた。
札幌は行くたびに駅前の様子が変わっていた。
どこで自転車を組み立てたっけ…。もぅ忘れちゃったけれど、
きっと丁度良いスペースがあったに違いない!…(^^ゞ。
で、当時、当別町に友人が住んでいたので1泊お世話になり、
翌日朝、急に雨が降り出したんだけど、すぐ上がり
8時45分、増毛町へと走ったのだった。

地図で見てると厚田村へは近そうだったんだけど、上りで
なかなか海沿いの道まで着かなくて、海と町が展望できた時は10時だった☆
そこは厚田村望来
(もうらい)で、いやぁ、思わず写真撮っちゃった。
その後もまたスグ上り坂でねェ、浜益村には午前のうちに入ったものの
送毛
(おくりげ)トンネルあたりまでずっと上りで、トンネル内はすごい車の音でしょ、
もぉ〜泣きが入ったよぉ。やぁっと上りきって一気に下ってと言いたいが、
向かい風だったのよ!!
浜益の市街地になったのは13時20分だった…。
で昼食して、道も楽になったぜェ〜なんて喜んでいたのも束の間
また上り道で、しかもいくつもトンネルがあって
雄冬岬に着いたのはもうスグ15時という頃だったよ。
白銀
(「しろぎん」とカナがふってあった…)の滝でちょっと気持ちが救われた。
けれどその後も、歩古丹
(あゆみこたん)でまた上り坂。
大別苅トンネル内でやっと道が下りになったんだ。16時だったよ。
でも、その30分後には宿に着いちゃったから、上りばっかりだったという印象。

歩古丹トンネル、マッカトンネル、ペリカトンネル…とトンネルのオンパレード。
マップ見てもそんなの書いてないぞ???という感じ。
長いトンネルでは2060mというものもあったりして。
しかも工事中だったりする所もあってトラックが多いったら…。
上り坂とトンネル内の轟音に泣いた日だったわ。

増毛町ユースホステルに泊まったんだけど、ホステラーは私だけ。
夕陽がきれだったらしい。
すっごく物腰のやわらかいペアレントさんだったよ。
久しぶりの女チャリダーだ、ってんで驚かれた。
夕食もボリュームいっぱいで食べきれなかった☆
居心地もいいし、オススメだよ!!
(お気に入り宿一覧には書いてないけど…)

翌朝の暑寒別岳は雪景色だったんだ。

はみだし話。
とある町でテレビの取材をやっているところがあり、
走りながら、何だべ?とじ〜〜っと見てたらカメラが向いていたらしい。
アホ面がオンエアされなかったことを祈る(笑)。



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積丹半島    夕陽はダメだったけど…

この時、夏だったので海を見ようと思った。で、友人の話でも聞いてた
積丹が浮かんだわけで、今でこそ、西海岸道路が全線開通したが
当時はまだ西の河原トンネルのあたりは不通区間だったのよ。
で、その道を歩いて向こう側へいく、なんて云うツワモノもいたの。
でも、自分は
お気楽旅だったので、道のないところまで行くつもりはなく
ごく普通にバスに乗って積丹半島まで行くだけでいいわと
思ったの^^;。で、周遊券だったから、余市まで汽車に乗って、
余市からバスに乗ったんだ。バスは不便だったねぇ。。。
2系統あって、積丹岬を経由するバスに乗っていったのね。
でも、積丹岬に寄ってると宿に着くのが遅くなるのよ。だから下りずに通過〜。
道路は岬よりだいぶ内側でしょ、だから見えたんだかどうだったんだか
今となっては記憶もかすれてしまったし(T_T)、残念〜。

で、宿のある余別まで乗ってきて、先に宿に荷物を置いた気がする。
それで、神威岬へ歩いていったような。女人禁制の伝説があるらしいが
さすがに現代はそんなことはなく、女の人もいっぱいいたさ〜。
まぁ、宿から3キロくらいだったんじゃないかな…。

天気はまぁまぁで、立岩見たり、遊歩道歩いて神威岬まで行ったりしたの。
なんて云うんだろう、階段のところがあったんだけど、
網になっていて、下が隙間から見えるの!!
私、それがなまら苦手で、もぉ目がくらんでしまったわぁ…。
極力見ないようにして、岬へと進んだわけなのよ。。。
どうせ下が見えるならつり橋にしてくれ〜と言いたい。(微違?)。

岬ってけっこうスキなの。水平線が見えるってイイなァと思うのね。
真下は見られないんだけど、遠くを見るなら大丈夫なのよ。
いろいろ岬も行ったなぁ。まだ行ってない岬もたくさんあるけれど。

で、岬の遊歩道だったと思うけど、途中でキタキツネをみて、
なんと道の真ん中でウン〇しててねぇ〜。写真撮ったわ、キツネを。
草むらへ入っていった後、見ると、しっかりホカホカのがあったわ。。。
夏毛のキツネって、なんだか痩せているふうに見えたなぁ。

で、もう1つの名所、念仏トンネルも行ったんだ。
知ってるよね。
中で、カーブしているから真っ暗で何も見えないの…。
入る時は勇気が要ったよ。反対側から来る人もいるわけだから
ぶつかるじゃない。お互い、声出しながら歩いたよ。
おじちゃんに頭触られたよ。
おっ居たのか、ごめんごめん、なんて言われたりして^^;。
まぁ、あるところまで行けば見えるんだけども。。。
まだ行ったこと無い人は一度通ってみて、面白いかも♪
って、一時禁止された事があったかなぁ。。。
でもまた通れるようになったと思うんだけど。。。

で、夕方になったら、みごとに曇って、夕陽は見られなかったのよ〜。
夕焼けは見られたんだけど、ね。で、夜、雨が降ったんだ。
なのに、翌日は晴れたのよね。(-_-;)。。
宿主は漁師さんでもあるので、朝、ウニ漁をしてたの。
で、漁から帰ってきて浜で、カラを向く所を見せてくれてさ、
それまでウニってあまり食べたいと思わなかったので、
この時初めて採れたてのカラをむいたばかりのを食べたんだ。
。。。食べられないコトはない。。。
本心はそういう感想だったので大きな声では言えなかった(^^ゞ。
まぁ、美味しかったけれど、今でもウニ丼はムリ。。。エンリョシマス(爆。

ま、そんなカンジの積丹のおもひで。。。


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小樽   散歩するには良い街かも

小樽も、行くたび街の様子が変わったな。。。
定番ながら運河が好きなんだけれど、昔は汚かったらしいね。
私はもちろんキレイに整備されてからしか知らないんだけれども、ね。
でも、倉庫はまだ「現役」だった頃に訪ねたことがあるよ。
丁度、カメラのシャッターを頼んだら地元の人で、その時に
あれが、イチバン古い倉庫だから、写真撮っといたらいいよ、なんて
教えられたりしたんだ。

冬にも行ったし、夜にも行ってライトアップされてるようすも撮ったなぁ。
で、ある年、久々に運河を歩いてビックリしたのね。
イチバン古い倉庫といわれてたところがお店になってしまってて
扉にお店の名前が思いっきり書かれていたの。
あれは年月の流れを思い知らされた気がしてショックだったな。
でも、また後の年に行った時、その字は消されていた気もするけれど。

それから小樽はケーキ屋さんも多いね。
食べ物屋さんもいろいろあるし
今でもあるかどうか、ホステスさんがみんな50代以上とかいうお店が
あったよ。知ってた?確か、店の名前は『キャバレー 現代』。

美味しかったケーキ屋さんの名前は何だっけなぁ。
マリー・ローランサンって所があった気がする。あとは館
(やかた)かなぁ。
食事処は一心太助ね。テレビによく紹介されるすし屋は魚真。
それから庄坊番屋
(消防のように思うがこの字で合ってるはず)
ココは鍋物のお店なんだけど、2人前からなの。誰かといってね♪
北一ホール(3号館)はランプの明かりが良かったけどかなりメジャーになったね。
喫茶店の堺屋(もしかして堺家かも(^^ゞ)は長居ができるし
パスタのお店は叫児楼。。。

ん〜、この中で今でもあるお店はいくつかなぁ。。。ドキドキ。

どこの街でもそうな気がするけど、一本裏の道に入ると発見があるネ。
小樽は裏道が面白かった。や、そんなに自慢できるほど歩いてないけど^^;。


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札幌。    雪まつりは良かった

雪まつりは小さな頃に1度行ったきりで、
それ以来、あまり見たいという気持は起こらなかったんだけど
ある年、妙に見たいと思って、ついに冬の北海道の旅を思い立ち
その時に2度目の雪まつりを見、
その数年後、もう一度見て通算3度、雪まつりを見たんだな。
なんだか、雪像の大きさを改めて見たいと思ったというか…。
あとはライトアップされてる夜に見たいと思ったというか…。

で、見て良かったなぁ。キレイに作るもんだよね。。。
感心しちゃった。。。丁度雪が降っていて、
何日か経って色が変わってきた雪像がにわかにまたきれいになって、
って雪積もっただけじゃん〜って突っ込みはナシ^^;。
でも、キレイになったふうに見えたのよ^^;。
ライトアップも雪像によっていろんな色が当てられていて
素直に、きれいだと思えたし。
もしかして、自分は意地を張っていて見なかったんじゃないか
なんて思った。とくに見たくない理由もなかったのだもの。

あと思ったほど混雑していなかったのも好印象をもった要因かも。
すっごく混むんだろうなぁ、って思っていたからね。。。

ほか、札幌はぁ。。。アッ、北大行ったよ。ポプラ並木を見ようと思ってね。
あとは、マンガの舞台にもなったじゃない?〇物のお医者さん^^。
あの作品が大好きなので、つい行ってみたくなっちゃって…(^^ゞ。
で、ポプラ並木は、私の好きな曲にそのタイトルのがあるので
見てみたかったの。季節柄、綿毛が飛ぶ頃だった。
私の卒業した小学校にもポプラが3本あったんだけど
敷地内に新築した折、切られちゃったんだ。残念だったぁ…。

あとは、琴似に行った事がある。北欧なんだっけ…(^^ゞ、
パン工場だから、併設のレストランで焼きたてのパンが食べられるから
ランチ食べようと行ったんだ。パンってイイにおいだよね〜。

ほか札幌はあまり見ないんだなぁ。駅の改札内にもいろいろお店があるし
そのあたりをウロウロするだけでもけっこう時間が経っちゃうのよ。
エッ、私だけかな…^^;。

でも、お気に入りというか、札幌に泊まる時は決めてる宿があるよ。
ユースホステルも泊まったけれども、自分の定番になったのは
とほ宿で、NADA(ナーダ)。
これは、「何にもない」という意味らしいんだ。
それこそ、2度目の雪まつりを見ようと思った時に泊まった宿が
その宿の前身で、その名も「すっから館」だったんだ。
すっごく古い建物で、場所も都市計画か何かで退かなきゃならない
と言ってたような気がする。
で、場所も新たにしてNADAができたってワケ。
食事提供は朝食だけだけど、オススメのお店を教えてくれるし
タウンマップもくれるよ♪門限もないのだ。
なので、寝る時は忘れず部屋にカギをけてねっ。(^^)b
コレもお気に入り一覧には書かなかったけど自分でもけっこう気に入ってる気がしてきた(笑)。


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雨竜沼湿原   池溏がいっぱい


ココは北海道の尾瀬と呼ばれているらしい^^;。
それはさておいて、いっぱい池溏があるんだよと聞いており
一度は行ってみたいとずっと思っていたんだ。
7月に行ったんだけど、下旬になっちゃってちょっと遅かったが…。

前日、滝川あたりでは雨が降っており、日程を延ばすわけにもいかないし、で、
もし明日の天気が悪かったらせっかくココまで来ても行けずじまいになる
…なんて心配した。が…、
下車した深川も多少路面が濡れていたが、夕方、陽が射してきたので
大丈夫かも…と、ちょっと期待の方が大きくなった。

当日は晴れ時々曇り、トレッキング日和だった。
8時半、宿を出発。ユースのペアレントさんが隊長である♪
どの辺まで車で入っただろう?湿原入り口より何キロか手前で停めて
あとは歩いて行ったのだった。
雨竜沼湿原は、高低差がある分布の仕方だ。
(上手くいえないが…)
高い所の方は標高900mらしい。

花がけっこう咲いていた。
イワイチョウ、ハクサンチドリ、エゾカンゾウ(エゾキスゲ)、チングルマ、
エンレイソウ、サンカヨウの実、などお馴染みの花たち。
見た事あったけどこの時に名前を知った花、ワレモコウ。
それからヒオウギアヤメ、モウセンゴケなど湿地に咲く花や、
沼などに咲くコウホネがあった。
そして、初めて見た花で、一見、スイレンふうなんだけど小さいの、
その時メンバーの誰も知らなくて、隊長サンもど忘れなさったようで…^^;
で、宿に帰ってきてから知ったんだけど、
ヒツジグサ(エゾノヒツジ?)という花だった。とても可愛い花だよね♪

展望台から見ると、池溏の高低差は分からなくなるんだけど
たくさん池溏が点在する様子が見られ、すぐ近くに暑寒別岳もあり
なかなかのパノラマだった。
そう、このまま進んで行けば、前に走った増毛の方に下りられるんだ〜
なぁんて、だけど、ずいぶん遠いんだろうなぁ、と思ったのだが、
山地図を持ってないので距離感は未だにつかめていない^^;。
が、この暑寒別岳もいつか登頂したいと思っている。

話がそれたが…。
展望台でお昼を食べたよ。ポツポツ訪れる人があり、
縦走しますという人もいたよ〜。
で、私らは同じ道を引き返し、16時半、雨竜沼湿原トレッキング終了。

車での帰り道、キツネの子供を見たよ。
夏のキツネって毛が汚い気がしていたんだけど偏見だったのか
毛並みがキレイにふわわとした可愛いコだったよ。
何かくれると思ったらしくて、じっと逃げず、カメラ目線だった^^;。


その後、雨竜沼湿原にイチバン近いと銘打って、雨竜町内に
ゆ き ふ る さ と
という とほ宿 ができたよ♪
湿原ツアーをするかどうかは、2003年版には書いてないんだけど…。
私、この宿のなまえ、スキ。。。
降る里ともとれるし、古里ともとれるでしょ。
意味はたぶんどっちもだと思うんだ。だから、ひらがな。。。
…のような気がしてるんだけど。
泊まりに行ってみたいと思っている宿なんだ。


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