◇普賢岳 / 標高 1359m  2004.5.1.Sat 曇り
 ◇国見岳 / 1347m、
妙見岳 / 1333m、平成新山 / 1486m

回想

去年9月に続いて3度目の九州だったが、初めての長崎。相棒は、今回もK♪
天気は下り坂ということで、雨は降ってないが景色はどうだろう??
という感じだった。宿主が「山を下りるまではもつんじゃないか」って仰い
ホントにそのとおりであって欲しい!と思って出発したのだった。
普賢岳は'90年、198年ぶりに噴火をし、その後何年も登山が出来なかったが、
いつだったか、これももう数年前かな、テレビで、普賢岳に登る番組をみて
あぁ、解禁になったんだ。。。私もいつか長崎へ行く機会があったら是非登ってみたい
と思っていた。その思いが、叶ったのであった。

あの日のコースタイム

似田峠(雲仙ロープウエイ) <9:20> … 妙見岳駅 <9:23>・<9:30> … 妙見神社 …
国見別れ
(下り) … もみじ茶屋(キツイ上り <10:10〜10:20>) … 普賢岳山頂 <10:25>・
<11:00> … もみじ茶屋 <11:20> … 国見別れ <11:33> … 国見岳山頂 <11:42>・
<11:52> … 国見別れ <12:00> … 妙見神社 <12:13> … 似田峠 <12:35>
3時間15分(休憩含む)

れぽ

雲仙から似田峠への道では、普賢岳の溶岩崩落跡が見られる。
それから、晴れていたら海はモチロン、その向こうの阿蘇連山も望めるらしい。
が、残念ながら、この日は、海と空の境目もとろけていて分からなかった。(ノ_;)
きっと多くの方が訪れる山なのだろうと思っていたのだが、宿にもバスにも
人が少なくて意外だった。が、似田峠に着くと、観光客だけでなく登山者も
けっこういて、なるほどマイカーで来るのか。。。と納得。1時間まで無料らしい。
あ、天気のせいもあったのかなぁ?

妙見岳へは、帰りに温泉に入りたかったので万が一間に合わないと困るので
ロープウエイを使うことにした。後になって考えれば、
歩いて登っても大丈夫だった感じではあるが…(^^ゞ。
ま、行きと帰りに違う景色を楽しんだという事で…
(ヘタレでお恥ずかしい限りだ。)

♪下画像のは似田峠から。左が宿からも見えた外輪山で、右がこれから登る山の方向…だと思う^^;


宿からも見えた雲仙の外輪山  似田峠にて

似田峠の標高は1100mでロープウエイは片道610円。
3分で妙見岳駅・標高1300mに着く。普賢岳噴火当時の写真を展示している。
で、あたりを散策して、9時半、普賢岳へと向かった。

尾根沿いの気持いい道を歩いて程なく妙見神社に着き、通り過ぎると
自然歩道との分岐がある。ココ、妙見岳駅より標高が低いよ〜。
なんか、下ってるような?と思ってたんだけど気のせいじゃなかったんだ^^;。
ムシカリみたいな花が咲いていた。それからミヤマキリシマみたいなツツジや、
ミツバツツジがチラホラ咲いている。山の斜面もほんのりピンクのところがあり、
また、白いところもあり、花はどうやらこれかららしい。

しばらくして振り返ると今過ぎて来た妙見岳が見え、前方には国見岳が見えた。
普賢岳も見えたかな…^^;。わりと楽♪なんて思っていたのね。
でも、国見岳との分岐に来たら、道が下りなのよ〜。ということは、
またその分も上りがあるってコトでしょう。(・_・;)タラ…。
もみじ茶屋というところまで下っていて、そこが1180mだって。
かつては紅葉の季節に茶屋が出たらしいけど、今は名前だけなんだって。
ココからの10分間がホントにキツかった。
普賢岳も見えるし、チラホラ花が咲いていたのでなんとか頑張れたけど。
そ、Kは既にはるか彼方…お〜ィなんて呼んでも聞こえないくらいにね。
Kに遅れても、なお花を撮り撮り行ったもんで、途中、何人かに
1人で登ってるの?って話し掛けられた^^;。
もしかして、Kもそうだったかもね^^;。

  

↑似てるけど、左が下り道。  右が上り道。でもこれは楽な所。花はミツバツツジ。


で、急坂を登り、一息つけるところからは何の障害物も無く溶岩ドームが見えた。
平成新山といわれているらしい。
もちろん入山できないので、すぐ立ち入り禁止のロープがあったけどね。
スゴイとしか言葉がでなかった…。



Kに遅れること5分、10時25分に私も頂上に到着した。
しっかりもののKは、お湯を沸かして待っていた。お昼には早いからコーヒータイム。
うぅっ、ありがたや。。。(T人T)。だから画像載せちゃうっ。


  

↑ 長崎で買ったガスでコーヒータイム。α米友情出演^^;。

それから頂上で記念撮影したり、斜面をのぞいてみたりしていると、
宿でお会いしたM夫妻が登っていらした♪
先に国見岳に登っていらしたんだそうだ。
しかもロープウエイを使わず。。。ご夫妻、素晴らしいっ!!
承諾を得たのでこの方たちも載せちゃうね〜(^o^)



とてもステキなご夫婦だったよ。
いろいろ登ってらっしゃるのでみんなも何処かで会えるかも知れないね♪


で、11時、私らは下山開始。
方向音痴の私、国見岳に行くことにしたので
普賢岳に来た時と違う道を歩いてるものと思い込んでたんだ〜。
信じらんないでしょ(^◇^;)。
国見岳へは、同じ道をおりてきて、国見別れからが違うだけなのにネ。
同じ道だった事は、だ〜いぶたってから気が付いたんだけど☆
どこで分かったかって、言えないそれは言えない^^;。

この国見岳はけっこうキツかったね。藪こぎは、まァ可愛いもんだし
時間的にもそんなにかからなかったけれども、急登のところがあったんだ。
こんなふうに…

  

滑落事故もあったようで注意札があったし、こんな鎖場だった。

国見岳からも晴れていれば熊本の方が見えるらしい。
頂上は狭いのでお湯を沸かしたりするのは先客がいると出来ない感じだった。
で、登る時よりも下りる時のほうがキンチョーした。

♪ 2つの山頂画像。
  

ね、ちゃんと登ってきてるでしょう。


でも国見別れまでおりたらあとは楽勝。妙見神社まで15分。
ロープウエイは使わずに似田峠まで下りたよ。こんな景色を見ながらね。

  

おしどりの池やゴルフ場が見えたよ。ロープウエイがすれ違っていった。
あとはツツジもけっこう咲いていたな。で、やがて似田峠の駐車場が見えて
下山終了。
そうそう、馬がいたよ。乗って峠付近を周遊できるみたい。

普賢岳&国見岳いつか、晴れている景色も見てみたい…。
そしてその時は行きもロープウエイを使わずに…ね。

であった花

また殆ど名前が分からない。。。代替テキスト入れてマス

白くて小さいの。可愛いでしょ。 トラノオ系かと思うも自信ナシ^^;。
六甲でも見た覚えがある。名前忘れた。 名前知らないけど白くて小さな花だった。
ピント合わせづらかった。。。 ミヤマキンバイでいいのかな
石の隙間から逞しく…? 木苺っぽい
キリちゃんみたいなんだけどどうかな? ムシカリ
似田峠に咲いてた ミツバツツジ


お わ り m(__)m

                                               2004.6.3.Thu 記