◇早池峰山 / 標高 1917m  2004.6.13.Sun  晴れ…

  回想

今年も山開きへ行って来た♪。第2日曜と決まっており今年は13日だった。
遠野へは1人で車を運転して行った。出発日の午後になって、とろとろと荷物を
用意し始めたのだが、途中でネット巡りをしだし、ホントに出発すんのかよ^^;
と自分でも思ってしまった(笑。
天気は前の日は雨だったし、その日も朝まで降っていたのよ。
それに今年は「雨男」ならぬ「荒男」が来ると聞いて
落ち着けないなぁなんて思っていたのだ^^;。

で、家を出発したのはなんと15時半過ぎで、マジ、夕食に間に合わないかも☆
って思った。が、18時過ぎに着く事が出来、間に合ったんだけどね。

Kの姿もあり、Kの友人も来ていたし、他、懐かしい顔ぶれが揃っていた♪
宿泊は遠野YH。泊まっている顔ぶれの年齢はもぅユースとは云いがたいのだが。
いえ、気持はずっとユースだから良いのよ!


遠野YHあたりから薬師岳と早池峰山

  あの日のコースタイム

小田越え登山口 <8:05> … 6合目あたり <9:00>・<9:08> … 山頂 <10:30>・
<12:00> … 5合目通過 <12:40> … 小田越え <13:40>
5時間35分(休憩含む)

  れぽ

前の夜、ペアレント(宿主)さんの説明では
今年も交通規制があり、荒川からバスで行くことになることや、荒川から7時3分発
に乗って行って、神事が始まると同時に登りはじめ、10時山頂、11時には下山を開始、
ということを言われていたのだが、
当日、7時3分発には車を出した人がバス停まで戻れない

(車を停めておける場所がバス停そばに無い。)
という事で乗らず、
次のバスにしたのだが、バスが遅くなって、小田越え到着も遅れた。
で、結局、開山式を見て、お神酒をもらい登山を開始したのだった。
あ、ノビネチドリが咲いていたよ。
これ↓


今年のYHチームは20名も無かったしペアレントさんは所用のため不参加だった。
いつもなら、3班くらいなのだ(去年も3班あった)が、2班だった。私は2班。

2班からの出発だったが、花を撮り撮り行くうちにあっという間に最後尾・笑。
去年より約1週間違うと、花も違うわけで、
去年ピンボケだったサンカヨウや、ツバメオモトのリベンジと思っていたが
もう終っていて咲いてなかった。が〜ん( ̄_ ̄;)。
まぁ、無いかもとは思っていたので、やっぱり…という感じだったけど。

ミツバオウレンとオサバグサは今年もいっぱい咲いていた。
マイヅルソウも咲き出していた。やっぱ、コレもかわいい〜っ。
ミネザクラ、ほんの少し、残っていた。ツツジはほとんど終わり。
エンレイソウも咲いてた。ショウジョウバカマも終わりだったな。
ムシカリ、丁度いい咲き加減だった。ギンリョウソウ、まだ見つけられなかった。
ミヤマカラマツもあったし、色が濃い目のコヨウラクもあった。
で、登り始めて5分くらいのところの雪はすっかり無くなっていた。

で、樹林帯を抜け、岩ゴロゴロの所で今年もミヤマハンショウヅルを発見。
まだ咲いていなかったけどね。いつもここで3分くらい休むのだけど
今年は通過した。場所が狭くなった感じがしたから、らしい。

2合目あたりから、チングルマが咲いていた。
まるで7月に登った時のようにいっぱい咲いていた。
私にとってチングルマはお花の王様なので、チンさまと勝手に呼んでいる。

なんかこう、勝手に命名するのがスキなのよね(^^ゞ。
栗駒山の源氏パイ岩も勝手に名づけて遊んでるし…。
今回も勝手に命名したよ。
5合目から上、イワウメがホントにキレイに咲いててね、シアワセだった。
で、そのあたりのイワウメを両側に見られるところを
ウメちゃんすとりーと、などと云って歩いてきちゃった。(年甲斐も無く・爆。)

  
  ↑ウメちゃんすとりーと・笑        ↑振り返ると見える薬師岳


で小田越えにテレビカメラが来ていたの。
その人たちも山頂までやってきたよ。

私、イワウメ撮ろうとすっごく不自然な格好をして撮ったのね。
そしたら、にゃんと右足の指がつっちゃってさぁ…あせったぁ〜
ちょうど、Kの友人でもあるMが居て心配して一緒に居てくれたんだけど
最後尾の旗持ち荒男サンまでそこに留まったのよね。大丈夫だって云ったんだけど
行かなくて。。。あぁ、これは、来年も再来年も面白おかしく語られるわぁ…。
見られたくないところ、荒男サンに見つかってしもたワ…(o_ _)ノ彡★
で、そうしている所を取材の人が登って行ったんだわぁ。
荒男サンは、必ずそういう人に話し掛けるのね。
今回もしっかり話し掛けてたわ。
取材の人、機材は10キロくらいだって仰ってた。さすがだぁ。

で、5分以上休んでたカナ。つってたのもおさまって再び登ったんだ。

もぅ、ホントたくさん咲いてたよ〜。でも、風景を上手く切り取れなかったけど。
薬師岳もくっきり見えたし、もぅ無いかもと思っていたヒメコザクラも見られたし。
ハヤチネウスユキソウ、蕾だったけどいっぱい確認できた。
ミヤマキンバイ、ミヤマアズマギク、ナンブイヌナズナもあったよ〜。
時おりガスがかかって、
荒男サンみずから、オレが登ってるからだぞ〜!などと云っていたが。

しかし、7合目あたりかな、私ってば、チンさま撮ろうとして、ズリッとすべり、
また足が、今度は左足がつって、お〜ノゥ〜!(@_@)ってカンジだった。
その時もまた荒男サンに見られ☆もぅ、笑われる前に自分から言ったけど。。。
それにしても、両足とも、つるなんて、あせったわぁ…。

で、ハシゴ場登って、ほどなく9合目になったらば、
おぉ〜今年はさすがにもぅ、雪渓が小さい〜。あっという間に終わり。
↓こんなカンジ


ミツバオウレン真っ盛り。
それから、9合目のイワウメ、初めて咲いてるのを見た。
でも、コイワカガミが蕾だったのよね。。。なんか珍しいと思った。
あ、ヒメちゃんことヒメイチゲも咲いてたよ。コミヤマカタバミは閉じてたなぁ…。

頂上は人だらけ。でも場所は確保できた。
ヘリコプターが旋回していた。みんなで、手を振った。
夕方のニュースに映ったのかなぁ??(^-^)

岩手山は見えなかったが数年ぶりに良い天気の頂上だった。

  

予定より遅く登りはじめたのだし、11時下山なんてムリ!!
絵馬ももらえないじゃん〜。というわけで、下山時刻は12時となった。
けど、神楽を見てる時間が無い〜。見てると肉がぜったい残ってない。
だけど、見たかったので、肉を3コキープして神楽へ。
チョットだけ見て早々に戻ってきた…のに、肉・完売御礼状態(T_T)。
まだたくさん残っていた1班へ行って、一切れ頂いた。おいちぃ〜。
神楽も撮ったもののわけわかんなかった(≧▽≦)ノ彡★ばんばん
不完全燃焼だぁ。。。

  

    ↑全員じゃないけどね            ↑下山する側に雲のカーテン?


で、今年も絵馬をゲットし、下山。下山する側にだけガスがかかっていた。
で、下山も花を撮り撮り…。
で、樹林帯手前の岩ゴロゴロのところで、ポツンと雨粒一粒。

YHメンバーで今年の下山1等賞は所要時間1時間だったとか。
や、べつに景品は何も無いのだが。
2番手だったヤツにきいたら、小田越えで待つ間にチョットだけ雨が降ったらしい。
私の手に当たったのはたしかに雨粒だったらしい♪

で、13時40分、小田越え到着〜。


  はみだし

帰りは、電車時間の関係ない人たち12人かな。車3台だったのね。
私は先頭のペアレントさんの車に乗ったんだ。
そしたらね、ペアレントさんが、おすすめコースで帰ろうと云ってくださって、
みんなで行ったんだ。ラッキィ〜。
早池峰山を眺めたり、馬が放牧されているところとにも寄ったの。
初めて馬に草をあげたよ〜。馬って、カワイイよねぇ。
手の上に草を乗せてあげれば、間違って手をかまれることも無い、と教わった。

それから、本州鹿の子を見たの♪カモシカじゃないよ。間違いなかった!
でも、コンパクトフラッシュのメモリ無かったし、画像を消すとバッテリーが昇天
という状況だったため、撮らなかったの。替えのバッテリーはあったけど
それだけのために入れ替えるのもなぁ。。。なんて思っちゃって…
そうしているうちに、もう鹿は居なくなっていて、
この本州鹿を見たのは、先頭のペアレント号に乗っていた4人だけ♪だったんだ。


2つの山が重なっていて手前が薬師岳で、奥が早池峰山


  であった花 


おなじみエンレイソウ。

ハヤチネウスユキソウ。蕾だけどあちこち♪

ヒメコとナンブイヌナズナ♪

ミネザクラ。

名前知らないけど撮ってみた。

チンさま。いっぱい咲いてた。

ミヤマヤマブキショウマらしい。

ズダヤクシュだと思う。

お し ま い 〜

                                                   2004.6.14記