◇栗駒山 / 標高 1627m   2003.9.23.Tue  晴れ

回想

朝、目が覚めたら晴れていた。須川温泉へ行きたいと思っていたのだが
ウダウダしていてなかなか行動が起こせなかった。
そうしているうちにどんどん時間が経ち、10時を過ぎた頃ようやく
重い腰を上げ、行く準備に取り掛かった。行くならポラーノも寄りたいしぃ
うーん、今日はポラーノ寄ってから温泉へ向かうことにしよう・・・で出発した。
山はサ、着いてからの気分でいいじゃん。1番の目的はお・ん・せ・ん♪

あの日のコースタイム

温泉前登山口<12:05> … おいらん風呂・名残が原・苔花台分岐経由 … 
昭和湖休憩<12:55>・<13:15> … 天狗平分岐<13:52> … 山頂<14:15>・<14:20> …
昭和湖<15:10> … ゼッタ沢?回り … 温泉口到着<15:45>
3時間40分(休憩含む)

れぽ

10時半、家を出発した。家の近くのコンビニで飲み物やおやつ、おにぎりを調達。
さぁて、今日は温泉までどんなルートにしようかなぁ・・・。
天気がいいから栗駒山の見えるあの道がイイかも♪
なんて思いながら向かった。で、こんなふうに見えるところがあるのだ。


なかなかいいんでないかい??ダメかしら・・・?

で、また温泉に向かって進んだわけよ。おっと、途中で
ちゃんとポラーノ(ジェラート屋さん)にも寄ったよ。ちょっと目移りしたけど
期間限定で、ほんとに短い期間しか売ってないスチューベン(
葡萄)を
食べたのだ。自分は葡萄をあまり食べないんだけど、
これは美味しい!と思ったね。(^-^)b

そして再び走り出して12時、須川温泉に到着。
さすが休日、同じように上っていく車はあっても下ってくる車は少なかった。
路駐こそ無かったが駐車場はあいてるのか??と一抹の不安。が、
おっ!!あの車、丁度出るところじゃなぁい??(☆_☆)キラ〜ン。
やった、出た出た。んじゃ私が止ぉ〜めよっと。らっきぃ♪
というわけで、止めることも出来、気がついたらリュック背負って
登山靴に履き替えていた^^;。
なんだ、私すっかり登る気なんじゃないの・・・(^◇^;)。
こんな昼から登るなんて・・・まぁ頂上は気分次第で・・ね。

で、足湯の幟がハタハタとしている横を通り過ぎ登山開始!
いつものコースを歩いていった。おいらん風呂、カーテンが閉まってる。
てことはもしかして人が居たのかも知れないが、さすがに覗けなかった☆
や、裸の人は居ない筈なんだけど閉まってるものを開けてまではねぇ・・・^^;
さすがに登りはじめの頃はまだ紅葉もポツポツしてるかな?という感じ。
天気が良かったと思っていたんだけど、なんかいやな色の雲が
頂上方向にあるじゃないの・・・(-_-;)ちょっとちょっと。。。
名残が原を見下ろすあたりになると山が色づいてるのが分かってくる。
おぉ。。既に新聞にも載ったらしいが、ホントだったようで。。。
でもまだ9月だぞー!!目の当たりにしてもなお信じ難かった。

名残が原を過ぎるあたりの様子はこんな感じ。
赤いのはナナカマドでいいと思うんだ。
このあたりのナナカマドの赤が毎年キレイ。
あ、この時期の名残が原は
草丈のかなり低いリンドウが咲いていたし、
アカモノの実はまだ白かったし、
ウメバチソウの咲き残りもあったよ。
葦の丈は低かったな。もっと伸びるかな?
私の背丈以上になっている年もあったりするよ。

チョット狭い登山道を進んで、水場を過ぎ、やがて川を越えるところになる。
そう云えばいつの年からだろう?川幅が変わったなぁ。。。っていうか
登山道も変わった。一昨年あたりから川の横スレスレの道を
なるべく通らないようにさせて、元は山で低木が生えていたところを
刈り払って新しい道にしたのだった。川も飛び石がもっと小さくて
ホント水が多いときゃっぽりしそうだったのに。。。
今回、写真を撮ってみてあれっ?。。。
そういえば越えやすくなってる・・・☆6月どうだったっけ?
おぃおぃ・・・(笑)。まっ、それはこの際おいといて。。。
おりょ、地獄谷。。。標柱が新しくなってるぞ・・・。
おぉ、なかなか木々の色がキレイじゃないか。
ともあれもう少しで昭和湖。おなかぺこぺこ!食べるぞーっ。


↑ 石が並んだ。。。磐井川かな
  産女(うぶすめ)川かな。。。
  分からないのよ〜m(__)m。

↑ くぼみがハートに見えないことも
  無いよね^^;。源氏パイとも??
↑ この水飲めるよ。
  でも、さびっぽい時もあれば
  マイルドな時もある。。。
  今回さびっぽかった。
  6月はとても
  おいしかったんだけど。。。
  湧く量のせいなのかな?

 
← 地獄谷のようす。
  この日、風向きのせいもあるけど
  けっこう臭った。

昭和湖は風が強かった。手が冷たくなっていくのがわかる。
風が湖面を渡る。。。寒いけど、このようすけっこうキレイで好き。。。
子供を背負ってココまで登って来た家族、年配のご夫婦、
下山してきて休む人々、私のように登る途中の人々・・・
おやつを食べる人、お弁当を食べる人。。。に混じって
テレビカメラを据えている2人組あり。。。何処の局だろ?
地元の局かな。。。やだなぁ昭和湖のほう向いて食べたいのに。。。
チラッとでも
顔は映りたくなくて湖に背を向けて食べた・・・(-_-;)。
 ←(笑)
 

彼らが引き上げていったあともしばらく、自分は昭和湖で休んだ。
この日は地獄谷ほど臭わなかった。

ここから例の急登である。何度も振り返りながら登った。
そうそう、気温が下がったと実感した。手がもう冷たくて真っ赤。
つい、手を袖の中に引っ込めて歩いた(←
危ないよね、スイマセン)。
それにしても、この時期にこんなにキレイとはねぇ・・・
来てみるもんだね。・・・よくよく考えたら、いつも10月初めの、
“昭和湖のあたりはきれいだけど頂上はボウズ状態”
って時ばかり登っていたかもしれないな・・・そうか。。。
確かに今年は早いけど、早すぎるわけではないのか。。。?
ふと、そう思った。

何度も写真を撮ろうと止まり、遠くに天狗岩が確認できるようになり
ようやく天狗平に着いたらますます強風だった。
帽子が取れるかと思った。標高が1510mだと
初めて気がついた☆今まで全く気にしてなかったのね^^;。
おぉ、ちゃんと紅葉してるよ〜。やっぱり初めて見た気がする。
岩手側もけっこう赤いんだぁ・・・。岩手側は黄色が多めと思ってた。
そして、稜線沿いは強風どころか暴風で、とうとう帽子が取れた。
シャツの襟にクリップで留めていたので飛んでいかずに済んだけれど。。。
振り返ると秣岳方向の彼方に鳥海の山すそが見えた。
美しいよね。。。
で、あれっ、何よ、頂上まで来ちゃったじゃないの(^^ゞ。
まったく、“さんぽ気分で来ちゃった”という感じだぁね。
しかし寒いの何の!とどまる事5分でババッと数枚写真を撮って下山。

で、昭和湖でまたちょっぴり休んで夕方近くなったようすも撮って
あとは名残が原過ぎてからおいらん風呂じゃないほうへいくルートで
下りてきた。こっちの道のほうがちょっと早いかも。
そうそう、気温。。。
下山の時も昭和湖より下に来たら手が冷たくなくなったよ。