◇由布岳 / 標高 1584m  2003.9.14.Sun 晴れ

回想

今年5月に続いて2度目の九州の旅。1年のうちに2度も九州へ行くとは
自分でもびっくりだった。今回の相棒は、5月と同じくKである。
九重の山も候補に上がり、なかなか決めかねたが、
前日バスから見た景色が良くて由布岳に決定した ^^;。

あの日のコースタイム

由布岳正面登山口 <8:50> … 1k地点 <9:42> … 合野(ごうや)越 <10:00>
 … 2K地点 <10:15> … 3K地点 <10:48> … マタエ <11:20>・<11:32>
…途中4つの鎖場と岩場登りを経て… 西峰山頂 <11:48>・<12:00> …
マタエ <12:20>・<12:25> … 東峰山頂 <12:37> … マタエ(お昼) <12:55>・
<13:15> … 合野越 <14:07> … 正面登山口 <14:30>
5時間40分(休憩含む)

れぽ

とてもイイ天気だった。バスが由布岳の前を通るとわかったので
この日も路線バスで来るつもりだったのだが、なんと宿のスタッフの方が
登山口まで送ってくださったのだ!出発する旅人がいたので、駅へ送るついでに
ってネ。しかも、コンビニにも寄ってくれて。。。嬉かったぁ〜〜。
今回もまた私の中で「九州ポイント」がアップした(^^ゞ。
で、私らはお昼も買う事が出来て…といきたいところだが、
さっそく爆笑(?)ハプニング〜〜〜(^◇^;)
せっかく寄ってくださったのに、コンビニには客もいっぱいいたが
おにぎりをはじめ、お寿司もサンドイッチも、無かったのだぁ!!
仕方なく菓子パンとカロリーメイトを買ったわ。。。みんな由布岳に行くのか?
それとも搬入前だったのか…???ナゾである。
でも、いいのだ、山にお花がいっぱい咲いてくれていれば…♪


じゃりてんヒソかに登場^^;

登山口はこんなカンジ。車がもうたくさん止まっていたけど、まだ余裕は
あるようだった。ん?でも、有料だったような。。。違ったかな。。。

最初、気持のいい牧野のような道。そしたら、ホントに牧野だったみたい(笑。
野の花が道の両側に咲いていた。こちらに咲いている花に似ているんだけど
名前は自信が無い…。萩みたいなのとかヨツバヒヨドリみたいな花とか
あとはニガナみたいな花とかハクサンフウロを小さくしたような花など…。
で、その道を5分も歩かないうちに
「牛が逃げるので閉めて下さい」と看板のあるゲートがあった。
でも、そのゲート、どうやって閉めるのやらロープは切れていて
短かかったし、それに牛の姿も見当たらなかったのよね。で、
すぐ後ろから登ってくる人もいたので、悩みつつ通過しちゃった(陳謝)。


ゲートを過ぎると、間もなく道が分かれていた。で、深く考えず左を選択。
まずは合野越を目指した。K所有の地図の解説によると、
湯布院からの野と、今登ってきた野とが合うので合野越というのだそうだ。
湯布院からの野とは、西登山口からのルートを指すものと思う。
ゲート後は林の中の道となっており、涼しくて歩きやすかった。
初めての花にも出会った。名前もわからない。地味めだが、
スッと伸びていてキレイだなと思った。


   

↑ この花なんだけど・・・・・・。

他には、ハクサンフウロによく似た花や、ミズヒキ?、ギンリョウソウ?、
セキヤノアキチョウジに、アキチョウジ、ミヤマカラマツ、
モミジカラマツに似ている花などが咲いていた。とにかく、初めて見た
花ばかりだった。で、後日わかったのだが、
ハクサンフウロに似ているものはイヨフウロだというし、
ギンリョウソウに似ていたものも別の名前だという。
セキヤノアキチョウジなんて、その場所で人に会わなかったら未だに
知らなかっただろうなぁ。




林の中、登ってきた道を振り返る。

合野越に着くと、視界が開けて太陽を遮るものが無く、
暑かった。アザミや、名前の知らない花を見てしばし休憩した。
そして、道は再び林の中となる。


由布岳は豊後富士というだけに、道の感じが開聞や岩手山に似ていた。
でも、由布岳がいちばん登りやすいかな。。。って、おぃおぃ、まだ2キロ地点を
過ぎたところで、まだこの先どうなってるかも知らないのに…。^^;

石段の道もあり、展望の開ける所あり、日陰が無くなり、
Kはとっくに先に登っていて…。花に目を奪われどんどん離されて
自分がマタエについたのは、Kが着いた10分後だった。
マタエは風が強かった。グループの人に話し掛けられ休憩。
その方たちは私達より一足先に西へ登っていった。

街のほう  別府方面に行くほうかな。

途中、展望の良かった所から。


西峰だったかな…^^;  この山並は…九重?阿蘇?それ以外?

マタエから。

西と東では、事前に調べた時、西のほうがタイヘンとのことだった。
時間は十分あったので西へ行ってみようという事になった。
荷物は置いて、カメラや貴重品だけ持って登った。
私のようなヤワなヤツには、この方法で大正解だったと思う。
今思い出しても、こんな所、荷物持ってなんて行けないよぅ〜。
↓↓(>_<)↓↓

マタエから登りはじめて間もなくある。  イチバン高いところの鎖場。片足分の幅。

頑張っている友人Kのようす。

鎖場が4箇所あり、4番目がいちばん怖かった。
2002年に、唐松岳に登ったときも細い所はあったけれど
その比ではなかった。西峰へ行く道では片足の幅しかない所もあった。
よく、けが人が出ないものだと感心してしまう。それだけ、皆慎重に歩く
ということなのだろうか。。。自分も、「怪我人1号」なんてことにならないよう
ゆっくり、慎重に歩いた。