道東の話 あれこれ。


ハルニレ 豊頃町

北海道には何箇所か大きなハルニレの木がみられる所がある。
初めて北海道を周遊しようと思った頃
(思えば、その頃はまだワイド周遊券があったんだなぁ。。。)
汽車で向かいに座ったオジサンが話し掛けてきて
その時に聞いたんだけどウトロにもあるらしいよ。
でも、豊頃のハルニレが日立の♪この木何の木…の初代の木だと聞いて、
気持がいったミーハーな私。で、その時は行けずじまいだったのだけど、
それから2年後くらいにO市在住の友人Nに連れてってもらったんだ。
秋だったかな。でも、まだ9月だから紅葉はしてなかったけど。
一番奥の木を皆見るようで、踏み後が道になってたのを覚えてる。

あとは別の年の10月にも行ったことがある。
その時は、自分の自転車で行ったよ。輪行って、いう旅をしたんだ。
今でも、たまぁに見るでしょ、電車に自転車たたんで持ち込む人。。。
親元に戻ってきてから、邪魔だと言われ、以来、物置にしまっている状態
なのが悲しいわぁ。いいよぉ、自転車は!

で、ハルニレのところは
訪れる度に整備されて、公園ぽくなっちゃったけど悪くはないかな。

それから春、5月かな、初めて自分の車で北海道を走った旅で
池田のお気に入りの宿に泊まり、O市の友人Nと会った時。
春のハルニレも見ておきたいなと思って、一緒に行ったんだ。

この時ハルニレの木は3本あって、1本がもう枯れそうなおじいちゃんの木
(おばあちゃんカナ? ^^;)だったんだけど、その木の周りには
いっぱいタンポポが咲いていてね、なんだか木を元気付けている
ように見えたんだ。とても印象に残る風景だったよ。
でも、その木は残念ながら2002年秋の台風の際に倒れてしまった
んだって。もうそこへ行っても木は2本しか無いんだね。
そこへは冬だけ行ったことが無かったんだけど…2本だけになったのを
見るのはまだセツナイ気がしている。

冬に、3本あるのを見てみたかった。。。今さらなんだけど。。。


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釧路湿原(1)  塘路駅下車。某展望地

釧路湿原も気に入っていて、季節を変え、場所を変え何度も訪ねたよ。
なかでも、この展望地は、初めて北海道を周遊しようと思った旅の時に
1泊目で会った旅人から教わった場所だったんだ。
夕食時にどこから来たの、とか、どこへ行くのっていう話になるでしょ、
その時に、釧路湿原へ絶対行ってみようと思っていることを話したの。
ずっと自分の目で見たくて憧れていたところだったからね。
で、釧路湿原駅という駅があるからそこで見ようと思ってることを言ったら、
そこもスグに見られて悪くはないけれど、もし時間があるなら
ココへ行ってみなさい、広いというのではないけれど、
川がとてもイイカンジなんだ!
と教えてくれたの。
私はその人の話す様子を見ていたらそれを自分でも確かめたくなってね
で、湿原駅の展望台へ行くのをやめて、そこだけに行ったんだ。

行ってみて良かったんだよ〜。
川が縦に見えるのね。天気が良いけど風が強かったなぁ…。
春まだ浅い5月だったから、湿原はこれから緑になるぞ、という頃。
黄緑、まだベージュ、そんなふうな色が混ざって見えるところがあった。
あの頃、ヘッドフォンステレオを持って歩いてたのね、
で、姫神(姫神せんせいしょん)のアルバムで、買ったのは新しかったけど
発売されてからはもうだいぶ経ってたと思うんだけど…。
ちょうど、青天(あおぞら)という曲が流れて、その場にピッタリだったの。
そしたら…笑わないでね、…気がついたら涙流れてたんだ…。

数年後の夏にもう一度と思って、行ったんだけど、入れない感じに
なってしまってて、やむなく断念したんだ。
(という訳で地名は内緒なのm(__)m)
釧路湿原。。。
いろいろ見たけどやっぱりココを見たときのショウゲキがイチバンかな。


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釧路湿原(2)  いろいろ行ったよ。何度も。

それから時を改め、釧路湿原駅の展望台からも見たし、
細岡大観望からもみたし、展望台ではなく川のすぐ近くへも行ってみた。
泊まった宿のみんなで、某岬へ行った事もあった。
釧路市湿原展望台へも行ったし、コッタロ湿原へも行った。
交通手段も、JRで行った所、自分の自転車で行った所、車で行った所、
季節も春夏秋冬、すべての所をじゃないけど色んな季節に観たなぁ。。

お手軽なのはJRで細岡下車。そのあと細岡大観望へ行って、
釧路湿原駅へと歩くコースかな。または、その逆。
ただ、湿原駅って今でも停車期間があるのかな。
とすれば、湿原駅に停まらない時は細岡駅往復ね。
汽車の本数が少ないだけに、かえって好都合かも。
とくに何もないところだけど、ゆっくり見てるのがスキ。
冬の夕方に歩いていたら、車で通りかかった地元の人にすっごい心配されて、
今からどこへ行くの?乗せていくよ、なんて言われたことがあったなぁ。
でも、話をしたら、私の事を、道を分からずに歩いている人ではない、
と思ったようで大丈夫だったんだけど。実際も、ちゃんと汽車に間に合ったし。

あとは、釧網本線自体もイイんだよね。けっこう湿原のイイ所を通っているのだ。
茅沼駅なんて、汽車から丹頂鶴の姿が見られたし。
だけど、いつだっけ、何か工事してた気がするなぁ。
環境が悪くなっていなければ、今でも運がよければ茅沼駅で鶴に会えるよ。


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釧路湿原(3)  
はみだし

たしかJRのサービスだったと思うんだけど、釧路湿原駅で気球に乗れる
というのがあった。フツウ1000円なんだけれど、JR利用の人は800円だった。
空から釧路湿原を見るなんて、どんななんだろう!?って期待に胸が踊った。
もう、頭の中では♪気球に乗ってどこまでも が鳴っていた
…のだけど、結果…あれはちょっと残念だった。
気球がたいして上がらなくとも1回なのね。すっごく不公平!という思いが残った。
自分の時、あんまり上がらず展望台から見たのと大差なかったし
時間も3分も上がってなかったんだ…。
いまでも夏には気球上げてるのかなぁ。。。まッ、この話はここまで。


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摩周湖  何度も、季節を変えて、色んな交通手段で

ここへ初めて行ったのは、初周遊の旅のとき。5月だ…な。
あ、初めて釧路湿原へ行った時と同じ旅の時だわ。

なんせ、あの時はとにかくいろいろ見たくてね、路線バスでも観光時間がある
時間帯のバスを利用しようと思ったんだ。
今でもそれはあるのかなぁ。時間が変わってしまったかもね。

初め川湯温泉駅から川湯温泉へ行くバスに乗って
そこから美幌へ行くバスに乗って砂湯まで、砂湯から摩周湖と弟子屈温泉
(現・摩周温泉)を回って阿寒湖まで。で、阿寒湖から、弟子屈温泉という経路。

美幌行きには、ほかにお姉さんが乗っていてね、その人はそのまま美幌峠へ
行くと言って乗ってったんだけど、何日か後にある宿でバッタリ会ったんだ。
で、その時いろいろ話してサ、誕生日が私と同じ日でね、
すっごい偶然!と思ったよ。

で、砂湯から阿寒湖までのバスにはガイドさんも乗っていたんだよ。
でも利用者は、めちゃ少なくて、私のほかに何人もいなかったなぁ。
摩周湖ってシーズン問わずいっぱい行く人がいると思っていただけに
信じられなかったわ。思えば、すでに車が主流になってたのかもね。
で、バスは人が少ないもんだから、世間話もするヨユウがあったりして(笑。
一度で分からなかった時に、もういっぺん聞いて説明してもらったり☆
私けっこう、「あちらに見えますのが〜」って苦手で
どこだ??どれなの??え??わ〜ん、過ぎちゃったの?(T_T)
てなことがありがちなのね。
だからこの時は、ラッキー♪と思った。

で、摩周湖はどうだったか?そりゃ、見えたわよ!!すっごくキレイに!!
どんなジンクスがあろうとキレイに見えた方がいいに決まってる!
この時見えたからこそ、その後何度も見に行くようになったんだと思う。

色んな天気の時があったよ。
霧の摩周湖も見たし、雨のときもあった。夏も冬も行ったし…
自転車でも行ったし、車でも行った。
とにもかくにも、大好きな場所だよ。第3展望台の方がスキ。
でも、ホントはもっとスキな場所があるんだけど。。。別の話で書くね。


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摩周岳(カムイヌプリ) 857m 登山ツアーで、クロカンスキーで。


夏に北海道の旅をした時、ユースホステルに泊まっていたら
摩周岳登山ツアーをするという話があったのね。
その頃、まだ全然、登山にハマっていなくて、
そう、栗駒山すらまだ登ったことがなかった頃…^^; 、
ユースに何連泊もして、まるでスタッフのような人がいて、
毎日のように登っているし、その時も引率してくれるって言ってたの。
それで、ハイキング感覚で行けるよって言うから、参加することにしたんだ。
そういう人が付くなら安心だなって思えたし。
え、靴?もちろんスニーカーだったさ〜。
『トレッキングシューズ』なんて私の辞書にまだ無かったもん。

天気はもぉ快晴だったね。メンバーは何人だったかなぁ。
7人くらいいたかな。で、宿で作ってもらったおにぎりを持って行ったんだ。
で、何の花が咲いていたかは、記憶おぼろになったけれど、
頂上でイワギキョウが咲いていて撮ったのだけは覚えてるんだ。
『写ルンです』の接写用でね^^;。ん〜まだ一眼レフカメラも買う前だった。
その頃も写真はスキだったけどね、バカチョンはあったんだけど、
あまり撮らなかったんだなぁ。
で、草原みたいな気持のイイ道もあったよ。もらった写真があるんだ。

で、8合目なのかな、もうチョッと上かな、そこから見る摩周湖が綺麗だった。
うん、そこから見た摩周湖が、今までで1番だよ。
風が凪いだら湖面が鏡になっただろう。わずかに風が吹いて揺れちゃったんだ。
また、登りたいなあ。今度はちゃんとお花の写真も撮りながら…ね。

因みに、その時の所要時間は、10:25〜頂上12:30・13:35〜15:20らしい。
それから、気さくに声をかけてくれたご婦人がいたらしい。
植物図鑑やら双眼鏡を貸してくれ、カメラのシャッターも押してくれたらしい。
この時に、けっこう山ってイイじゃん♪って思ったみたいだよ(笑。

で、冬にも行ったよ。宿の人とクロスカントリースキー履いて。2度行ったかな。
登頂はムリがあるんだけど、歩くのはけっこうスリルがあるよ。
下り坂、上手く止まれないんだもん。湖の方へ向かったらチョー危険だよね。

雪が枝に積もってる状態で摩周湖が見えたのが良かったな♪
もっと寒い条件が重なれば、凍結した摩周湖を見られるかもしれないよ。
私はまだ凍結したのを見てないんだなぁ。。。
エゾシカもけっこう近くにいるし、オオワシが飛んでいることもあるよ。
運がよければオジロワシにだって会えるんだから♪

クロカンスキーツアーをする宿もいろいろあるけど
ましゅまろ(摩周間路とも言う♪)が私のお気に入りの宿。m(__)m
コースも摩周岳のほかにもいろいろあるよ。
そうそう、夏なら、登山も連れてってくれるかもよ。


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屈斜路湖。  ココ、けっこうスキ

屈斜路湖もなかなか綺麗だよ。中の島が大きくて、広角じゃないと入らないナ。
どこか35mmでも撮れるイイ所をご存知の方、教えてください〜^^; と。
和琴半島もいいんだけど、路線バスだと一日がかりの予定を組まないとね。
砂湯は掘るとホントに熱いお湯が出てくるし、誰か入る人がいるのか
四角い枠組の浴槽風のところがあり、お湯が張ってあったなぁ。

仁伏
(にぶし)とかコタンとか温泉もあるよ〜。
コタンの露天風呂は好きなんだけど、今じゃいろんな番組で紹介されて
かなりメジャーになってしまったね。とても雰囲気良かった温泉だよ。
ここに入って、温泉もイイかも…って思った。
それまで温泉はあまり興味が無かったんだよね。
あ、脱衣所から湯船に行く時に男湯から見えてしまうし半混浴だけど…。
入浴料はぁ…行った当時も…今でも無料。

ま、ココでは屈斜路湖へ行った話ということで。

あ、そうだ、冬には『御神渡り』ができるよ。私はまだ見た事が無いので
いつか見てみたいと思っているんだ。
自分が見た2日後に、御神渡りが出来たって聞いた時は悔しかったな。


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美幌峠。  2度行った。

初めて行ったのは、7月だったみたいで、バスを利用したんだけど、
時期的に霧の出やすい頃で、何にも見えなかったんだ。
最初から天気も悪かったけど美幌に移動する日だったから。。。ね。
だから、その時は景色を一生懸命想像したわ^^;。

で、自分の自転車で旅をした別の年の10月にもう一度行ったんだ。
どうにか明るいうちに美幌峠につく事が出来て良かったなぁ。
サロマ町から走リ始めて、ずっと向かい風で、
時おり大型トラックに追い越されてあおり風によろけての走行だった。
砂埃も目に入るし、キツかったなぁ…^^;。
美幌側からだったんだけど、国道243号は、だらだらの坂が多く、なかなか
進まなかった。けどムリしてこいで、またヒザを痛めるのもバカらしいし、
時間もたいして変わらないと実感してたから、たまに降りて押したり
途中で、買ってたお昼を食べたりして進んだんだ。
峠までの本格的な上りは10キロだったらしい。
このルート、景色は良かったなぁ。峠からはバッチリ屈斜路湖が見えたし。
天気も良かったから、湖の色も綺麗で…。頑張って自力で来た甲斐があったよ。
で、美幌峠から、弟子屈側へはすごい急な下り坂でスピード出る出る、
コケたらひどい怪我するわ、と思ったよ。まぁ、自分は車に気を付けながら
ブレーキも使って下りたけどね。スピード出ると寒いくらいだった。
美幌町内から峠までは、お昼食べた時間を含み2時間20分かかったんだけど、
弟子屈町内までは、ほんの30分くらいだったよ。早っ!って思っちゃった。

まだ、ココへ行ったことが無い人は是非♪
屈斜路湖だけじゃなく、摩周岳も見えたような気がする。(記憶不安だけど)。


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オンネトー。  ここは3度行った。

ここはバスの便が良くないので、欲張りプラン気味な私の旅では
なかなか行けない所だった。
初めて行ったのは自分の自転車で、だったと思う。
その後、友人Nの車で、それから自分の車での3回かな。

初めての自転車の旅なのに、ムリしたせいかヒザを痛めてしまい、
薬を塗りつつの走行だった。
国道から、道道949号へ入り、眼前に雌阿寒岳が見えた時は感動した。
でも、あの上り坂はキツかったなぁ…
見た目、そんなに上っているように見えないんだけど、こいでも進まない。
なんだぁ〜?だめだぁ〜といいつつこいでる横をバイクや車が追い越していった。
手を振られたり、ガッツポーズをしていってくれるので嬉しかったが、
返す余裕が無くて申し訳無いッという思いだった。
でも、必死の形相だったと思うので、見た人は笑えたかもしれない^^;。
で、ねをあげて自転車から下りて振り返って☆(@_@)!!だった。
こりゃ、こいでも進まないわぁ。。。と、おもわず納得した。
自分では、知床峠よりキツかったという印象である。

オンネトーも今ではかなりメジャーになって、3度目に行った時に
かなり様変わりしていてビックリだったなぁ。
でも、あえて、それには目をつぶって。。。

あの湖の色はなんとも形容しがたいね。
天気によってもそうだけど、一日のうちでもいろいろ変わるよね。
あと、見る地点でも違うし。。。
雌阿寒と阿寒富士が湖面に映るところはカメラを据える人もたくさんいるね。
自分もその1人になって来ちゃったけど(^^ゞ。

ソロ行動じゃなかったら、湖の遊歩道を一周することをおすすめする。

湯の滝もまだ入っちゃダメってなる前、朝の散歩で行ったことがあって
温泉に入りはしなかったけど、行く途中、シマリスが道の真ん中にいて
アッ♪なんて思ったこともあった。
あの頃もヒグマは出るよ、なんて言われてたけど今ほどじゃなかった気がする。


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雌阿寒岳。  突然雷雨。

初めてオンネトーへ行った時と同じ旅で、雌阿寒岳にも登った。
ひざは痛かったけど、山からオンネトーを見てみたくて、ね。
宿の方にもおすすめって言われたんだ。で、もう1人行くという人がいたので
一緒に登ったの。イケメンだったよ(^◇^;)。
この時もまだ山には目覚めていなくて靴もスニーカーだったし、
写真もチョットしかないし、花の記憶も無いんだけれど。。。
けっこう簡単に登れた記憶がある。

オンネトーもキレイな色だったなぁ。。。
だけど、頂上近くになるにつれて、雲が出てきて、風が出てきて
ゴロゴロなんて音がしてきて。。。降られちゃったんだ。
カッパなんて持っていなかったんだけど、樹林帯だったからかな
それとも豪雨とかではなかったからかな、
あまり濡れなかったんだよね。
でも、滑って足くじいてしまったんだけど。。。(^^ゞ
で、下りてきた頃には雨も上がっていたし…。

宿の方も、雨降ってたこと心配してるだろうと思って帰ってきたこと伝えて
滑った話をしたら、なんとシップ薬を下さってね、おぉぉ!と恐縮してしまった。
お世話になったのは、野中温泉ユースホステルさんなり。m(__)m

この雌阿寒岳も、もう一度登ってみたいなぁ。。。


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 続きを読む方はどうぞm(__)m